html拡張子のままPHPを実行させる場合、一般的には.htaccessファイルに専用のコードを記述します。ただ、PHPには「モジュール版」「CGI版」という2つのバージョンがあり、どちらのバージョンかによって記述方法が変わります。以下は、それぞれの記述方法の基本的な例です。

.htaccess記述例 ~基本形~

モジュール版

モジュール版PHPを採用しているサーバーの場合は、以下コードを.htaccessに記述します。ちなみに、モジュール版PHPはWebサーバーと同じプロセスで動作する仕様のPHPです。そのため、共有サーバーでは、悪意のあるスクリプトの実行された場合のセキュリティ面に問題があるのであまり採用されません。

AddType application/x-httpd-php .htm .html

CGI版

こちらはCGI版の基本的な記述方法です。PHPのバージョンを記載するので利用しているPHPのバージョン確認が必要です。

PHP5.2

AddHandler php5.2-script htm
AddHandler php5.2-script html

PHP5.3

AddHandler php5.3-script htm
AddHandler php5.3-script html

PHP5.4

AddHandler php5.4-script htm
AddHandler php5.4-script html

以上が、代表的なもの例になります。サーバーによっては記述方法が異なる場合もありますので、実行前には必ずお使いのサーバーの仕様を確認しましょう。以下は個人的に調べた「よく使うサーバーの記述例」になります。

.htaccess記述例 ~サーバー別~

ロリポップ

PHP5.2

AddHandler php5.2-script .htm .html

PHP5.3

AddHandler php5.3-script .htm .html

PHP5.4

AddHandler php5.4-script .htm .html

※「WEBツール」→「PHP設定」でPHPのバージョンを確認

ヘテムル

PHP5.2

AddHandler php5-script .html

PHP5.3

AddHandler php5.3-script .html

PHP5.4

AddHandler php5.4-script .html

※「アカウント情報」→「サーバー情報」でPHPのバージョンを確認

エックスサーバー

PHP5.3未満

AddHandler x-httpd-php5 .php .phps .html
AddType application/x-httpd-php .htm

PHP5.3

AddHandler x-httpd-php5.3 .php .phps .html

※「PHP Ver.切り替え」

さくらのレンタルサーバ

さくらインターネットの場合は、サーバー環境が特殊なため、他サーバーのようにはいきませんので、少し手順が必要になります。

まず、.htaccessファイルに以下を記述します。

Action myphp-script /php.cgi
AddHandler myphp-script .php .html

次にphp.cgiを作成してそのファイルに以下を記述します。

#!/bin/sh
exec /usr/local/bin/php-cgi

php.cgiをアップロード後、パーミッションを705に変更にします(アップロード先はトップページと同階層)。