前回、Thunderbirdのフォルダ単位でのバックアップ方法についての記事を書きました。で、バックアップが完了したフォルダを削除しようとしたのですが、なぜか削除できないという事態に遭遇。今回はそのフォルダを削除するまでの流れを備忘録としてまとめておきたいと思います。

受信トレイ直下に作成したフォルダを削除する方法

私が今回消せなかったフォルダは、ヘテムルで利用しているサーバーのメールアドレスのもの(POP通信)。メールサーバーとの同期などはないし、Thunderbird内のフォルダ上で右クリック→「削除」でサクッと消せるかと思いきや消せない…。なので、Thunderbirdのメールデータが格納されいる場所にアクセスして、元のデータごと削除してしまいます。

まずは、Thunderbirdを開いて消したいフォルダを確認しましょう。今回、私が削除したいのは「とある案件」フォルダ以下全てです。
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削除したいフォルダが日本語の場合、元のデータファイル名がエンコードされた英数字の文字列に変換されて探しにくいので、先頭に「delete_」などの見つけやすい半角英数字・半角記号のみの文字列を付与してあげます。
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続いて上部にあるタブメニュー「ツール」→「アカウント設定」と進みます。
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左メニューリストから、削除したいフォルダがあるメールアドレスの「サーバ設定」を選び、右画面の下のほうにある「メッセージの保存先」のパスをコピーしましょう。
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左下スタートメニューをクリックし、表示されるウィンドウ下部の検索フォームにコピーしたパスをペースト。上部に該当のフォルダが表示されるので、そちらをクリックします。
8cc56166bd5239d37e6ed98c0bb3afff1

フォルダ内にある「INBOX.sbd」をクリックします。
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すると、ファイルやらフォルダやらが表示されます。ここから削除するファイルを探すんですが、さきほどお話ししたように日本語の文字列は半角英数字と記号に変換されてしまっています。今回は該当メールで作成している親フォルダが3つあり、いずれも先頭に「対応」という共通の名称が付くのですが、変換されている文字列を良く見ると、こちらも先頭が同じ文字列になっているものが3つありますね。多分このどれかだろうということで、このフォルダを1つづつ開いて確認してみます。そうすると削除したいファイルにたどり着くはず。
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ということで見つけたのがこちら。先頭に「delete_」が付いてますよね。対象となるファイルは「{フォルダ名}.sbd」と「{フォルダ名}.msf」の2つです。早速、この2つのファイルを削除します。
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※今回は「とあるフォルダ」と「2014年」という2階層なので、上記のように「.sbd」と「.msf」の2つのファイルになりますが、1階層のみ(要はフォルダを1つのみ削除する)の場合は、以下のように「{フォルダ名} (拡張子ナシのファイル)」と「{フォルダ名}.msf」の2つが対象のファイルになります。

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削除が完了したらThunderbirdを立ち上げます。これで無事にフォルダは削除されていました。
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削除を行う前には、必ずバックアップを取ってからおこなうようにしてくださいね。