そういえば昨年も、国税還付金の仕訳のしかたが分からなくて、人に聞いた覚えがあって。今年もそんな時期が来ましたね。

還付金の仕訳について

経理上、還付金は「雑収入」になります。もともと、内払・または過払いしていた税金が戻ってくるわけなので、 もちろん法人税も消費税でも、課税対象外となるようです(税金はかかりません)。ちなみに、還付加算金も雑収入でいいんですが、こちらは益金となり法人税の対象になります(消費税は非課税)。

雑収入の仕訳基準

そもそも、雑収入の仕訳基準って、

営業外収益に属するもののうち、他のいずれの勘定科目にもあてはまらないもの、あるいは、独立の科目とするほど金額的に重要でないもの(取引金額が少額なもの)を管理するための勘定科目
雑収入(雑益) – [経済]簿記勘定科目一覧表(用語集)

という感じです。すっごく簡単に言うと『本業とは関係がなくて重要じゃない収入』です。本業以外の活動で得た収入を「営業外収益」といいます。このうち、うちとしては重要じゃないよね、ということで『雑収入』として仕訳しちゃっていいよ、ということです。

例えば、私のようにウェブ製作を事業として行っている人間がどこかの物件に投資してて、その家賃収入が入った場合、家賃収入は営業外収益となります。営業外収益がそれ以外にもあったとして、家賃収入がその総額と比較すると大したことないし重要じゃないから「雑収入でいっか」という具合です。

もしも家賃収入が営業外収益の主軸となりそうなら、「受取家賃」などとして、独立科目として表示させたほうがいいかもしれません。この基準は企業によって異なるらしいので、明確な線引きってないみたいです。ただ、ある程度の基準を自分なりに設定しておかないと、毎期の計上がブレブレになるので、私の場合は誰かに聞いた「営業外収益の10%以内」を雑収入としています。

雑収入例

営業外収益の中で、一般的に雑収入として扱われるものには以下のようなものがあります。

  • 賃貸収入 (家賃収入、駐車場収入など)
  • 報奨金
  • 損害賠償金
  • 保険金
  • 銀行の預金利子

雑収入と雑所得の違い

ちなみに雑収入以外にも「雑所得」って言葉がありますが、雑所得は『雑収入から経費を引いたもの』になります。例えば、あなたが誰かに10,000円で公演のスピーチを依頼されたとしますよね。そのスピーチ代は「営業外収益」です。その中で科目を付けるなら「報奨金」ですが、たまたま依頼されただけで本業とは関係ない単発の仕事だし、金額も10,000円程度で重要じゃないから「雑収入」となります。

で、ここから交通費に1,000円掛かったとしたら、「雑収入10,000円 ー 経費1,000円 =雑所得9,000円」となります。

仕訳って本当に大変ですよね。特別な収入があると「これってどうやって仕訳すればいいかな?」っていつも考えます。早く税理士さんにポイッとお願いできるようになりたいです。。