個人事業主の源泉徴収について

いきなり結果から入りますが、そもそも源泉徴収が必要か必要じゃないかは、「何に対して支払われた報酬なのか」によって変わります。国税庁公式サイトの「No.2792 源泉徴収が必要な報酬・料金等とは」や「第5 報酬・料金等の源泉徴収事務」を参照し、そこに該当するのであれば源泉徴収は必要になります。つまり、個人への支払いだからといっても必ず源泉徴収が必要とはなりません。

ウェブ製作関連の個人事業主は?

私たちのように、ウェブサイトの製作を生業にする場合はちょっと微妙で、上記の国税庁のウェブサイトを見ると明確な項目は見つからないのですが、最も近い項目は「デザインの報酬」となりそうです。ここに、ウェブデザインやコーディングやプログラミングが含まれるのかは解釈が微妙ですが、おおよそ源泉徴収としている会社がほとんどでしょう。

状況ごとの源泉徴収について

分かりやすく、"ウェブ製作に関わる業務は全て源泉徴収の対象"とした場合、自分が仕事を請ける側か依頼する側かによってどう変わるかを簡単にまとめてみます。

誰かからウェブ製作を依頼された場合

相手(個人/法人を問わず)から自分(個人事業主)へ仕事を依頼された場合は、源泉徴収された金額が支払われます。

自分からウェブ製作を依頼した場合

自分(個人事業主)から相手へ仕事を依頼した場合は、相手が法人であれば源泉徴収は不要。しかし、法人でない場合は、自分が源泉徴収義務者(詳しくは国税庁公式サイト「No.2502 源泉徴収義務者とは」を参照)となり、支払い金額に応じた所得税および復興特別所得税を差し引きます。

結論

まぁ、ウェブデザイン/コーディング/プログラミングに対する報酬は、源泉徴収されたりされなかったりとなるかと思いますが、国へ支払うべき税額を算出して確定申告時に正しく申告することで、過払い分に関しては還付されるので心配ありません。